美白化粧品は、どれを選べばいい?



たくさんある美白のための化粧品の中から、ひとつを選ぶのは、とても難しいです。どれが特に効果的とか、どれが強いなどというものではなく、人によって効果の出方は違います。選び方を間違うと肌たトラブルが起こることも。シミの原因を知り、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

肌で試しながら自分に合う美白成分を選びましょう。

アルブチン、油溶性甘草キスなど、美白成分にもいろいろ種類があります。厚生労働省が医薬部外品として効果を認めたもの、また、認可成分以外にも、化粧品には多くの美白成分が使われています。通常はそれらの成分を、ブレンドした形で化粧品に配合されています。

これらのうち、どれが特に効果的とか、どれが強いなどというものではなく、人によって効果の出方は違います。また、肌に合う、合わないもあり、合わない場合はかぶれることも、もちろんあります。そのため、自分の肌で試しながら選んでいくしかありません。

ちなみに、美容皮膚科でよく使われるのは、ビタミンC誘導体。カモミラET、油溶性甘草エキスです。なお、美白というと、漂白のように「なんでも白くするもの」と思う人がいますが、それは間違いです。

→40代になると美白成分が効かない!?

メラニンの生成を抑えるのが美白成分ですから、皮膚の黄色みやニキビ跡の赤みなど、メラニンでない色は消えません。

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厚生労働省が効果を認めた美白成分

厚生労働省が効果を認めた美白成分のうち、いずれかを含んでいれば、医学部外品の認可を受けることができます。要するに、美白の効能をうたえるということになるのです。

チロシナーゼ抑制効果

チロシナーゼはメラニン細胞を作るメラノサイトが、メラニンを作るときに必要となる酵素です。紫外線を浴びるとメラノサイトの中でチロシナーゼが活性化してメラニン細胞を作り出します。

アルブチン・・・もともとはコケモモから抽出された成分。

エラグ酸・・・イチゴから抽出された成分。

ルシノール・・・北欧のモミの木の成分をヒントにして生まれた成分。

ビタミンC誘導体・・・リン酸型ビタミンCなどの、ビタミンCを肌に吸収しやすい形に変えたもの。抗酸化作用ももつので、老化予防や、ニキビの炎症を抑えるのにも役だつ。

プラセンタエキス・・・豚の胎盤から抽出された成分。保湿や美白などの効果もあります。プラセンタエキスのサプリメントもあり、「胎盤由来のものなので若返り効果がある」なども言われていますが、実際の医学的データはありません。

エンドセリン伝達阻害効果

エンドセリンは情報伝達物質の一つで、肌に紫外線があたるとエンドセリンが分泌されます。エンドセリンはメラノサイトに作用しメラニン細胞を作るよう指示します。

カモミラET・・・カモミールから抽出される成分。抗炎症作用もあわせもつ。

プロスタグランジン抑制効果

プロスタグランジンも情報伝達物質の一つで、熱や炎症の原因ともなる物質です。シミが消えないのはプロスタグランジンにより肌に炎症が続くからともいわれています。

トラネキサム酸・・・本来は止血剤や炎症を抑える薬剤として使われますが、美容皮膚科では肝斑の治療にも用いられます。ただし、どんなシミでも薄くなるわけではなく、やみくもに用いれるべきではありません。なお、血栓症のリスクのある人には使えません。プロスタグランジ抑制効果のほかに、チロシナーゼ抑制効果もあります。

チロシナーゼの量を減らす効果

リノール酸・・・サンフラワー油などの植物油から抽出される。

厚生労労働省認可成分以外の美白成分

油溶性甘草エキス(グランブリンジ)・・・甘草という漢方薬から抽出した成分で、チロシナーゼ抑制効果があります。炎症効果もあるため、かぶれにくく、肌の弱い人でも比較的使いやすい。

ハイドロキノン・・・チロシナーゼ抑制効果があります。皮膚への刺激性があるという理由で日本では化粧品への使用が禁じられていましたが、規制緩和により、日本でも化粧品に配合されるようになりました。濃度が濃いと若干刺激がでやすい。

その他、カキョクエキス、ルムプヤン、イモニガショウガエキスなど、さまざまなものが使われている。

きちんと美白成分配合のものを選びましょう。

たくさんある美白のための化粧品の中から、ひとつを選ぶのはとても難しいように思えます。使い心地や価格も大切ですが、もっとも大事なのは「美白成分を含んでいる」ということです。あたりまえのようですが、中には美白成分が満足に含んでいなくても「ホワイト○○○」のような名前をつけて、美白化粧品のようなイメージで売られているものもあります。美白っぽい化粧品では確実な効果は期待できません。裏の説明などを見て、美白成分がきちんと配合されていかどうかを確認しましょう。

ドラッグストアで実際に美白成分を見てきました。

実際にドラッグストアに行って、どういうふうに美白成分が表示されているかを見てきました!!

美白と表示されている商品

【表から見た商品写真】

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【表から見た商品写真】
美白化粧品は「薬用」と書いてあるかがポイントです。薬用と書いてあるものは、構成労働省で認められた美白成分が配合されている証です。

【商品の成分表】

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【商品の成分表】
この商品にはきちんと、美白成分が配合されていました。成分表の表示には、有効成分として明記してあるので、どんな有効成分がはいっているかもわかりやすくなっています。

発見ポイント!!
まずは「薬用」という言葉を使っているかがポイントになります。また「メラニンの生成を抑え、シミ、そばかすを防ぐ」といった言葉も美白成分が入ってる証です。
また、成分表示では最初に有効成分、次にその他の成分という表示の仕方をしているものが多く、有効成分が見やすくわかりやすくしてあるものもありました。

美白をイメージさせる商品

【表から見た商品写真】

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【表から見た商品写真】
美白などの明記はなく、「ホワイト○○○」など、美白をイメージさせるような商品も多数ありますが、その場合は要注意です。きちんと美白成分が配合されているかを確認しましょう。

【商品の成分表】

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【商品の成分表】
この商品にも、美白成分が配合されていました。しかし、この商品は美白や薬用などをはっきりうたった商品ではないため、「有効成分はこれです」といった表示はされていませんでした。

発見ポイント!!
製造メーカーは商品が売れるように、さまざまな工夫を凝らしてパッケージを考えています。商品のイメージはパッケージで作られます。パッケージだけで商品を判断するのではなく、しっかりと成分表を確認し、自分の肌にあった化粧品を見つけましょう。

毎日続けられる美白化粧品を選びましょう。

形より成分が大事

美白化粧品には、化粧水、クリームのほか、パック、部分的に使用するもの、さらには美白効果をうたって石けんやファンデーションなど。これらはどうちがうのでしょうか?

化粧品は、形より成分が重要です。美白成分のどれかが入っていなければ、美白化粧品と呼ぶことはできません。まずは美白成分がきちんと入っているものかどうかを確かめましょう。通常は、化粧水よりは美容液やクリームに多めに配合されているものです。

美容パックは高価なものが多く、有効成分もそれなりに入っていることが多いです。しかし、そのようなものをたまに使うよりは美容液などで毎日続けられるものを選ぶことをおすすめします。

美白効果の目的が大事

部分的に使用するものは効きそうなイメージがありますが、美白化粧品というのは、そもそもできてしまったシミを消すとゆうよりは、これからできるシミを予防するためにあるので、部分的なものよりは顔全体に使えるもののほうがいいでしょう。

また、石けんなど洗い流してしまうものに美白成分が入っているものもありますが、洗い流してしまうのでいみがありません。

そのほか、ファンデーションや化粧下地などで、美白をうたうものもありますが、それらは美白目的に作られていいるものではなく、ついでに美白効果を狙っているだけで、美白成分の安定性や浸透性を考えるとちょっと無理があるかもしれません。

やはり、美白本来の目的を追求したものを考えると、美容液やクリームがおすすめです。

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美白化粧品は毎日使えるものを

美白化粧品を選ぶときは、試供品などをつかって、使用感が良いもの、肌にとって邪魔にならないような感触のものを選びましょう。価格的にも無理のなものを。ただし、極端に安いものだと、効果もそれなりになってしまいます。きちんと美白成分が配合されていて、美白を毎日の習慣にできるものを選びましょう。

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