化粧品でかぶれる!敏感肌の原因はアレルギーかも?

化粧品でかぶれる!敏感肌の原因はアレルギーかも?

[公開日]

[最終更新日]2018-10-05

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敏感肌用や低刺激の化粧品を使っているのにかぶれる肌。その原因は、化粧品アレルギーかもしれません。化粧品でかぶれたらどうすればいいのか?かぶれを起こさないためには何に気を付ければいいのか?敏感肌と化粧品アレルギーついて詳しく解説!

この記事は約6分で読めます。

こんな方に見てほしい

このページは、化粧品が合ってないと感じているのにずっと使っていたり、自分にあった化粧品がなかなか見つけられない敏感肌の方に見ていただきたいページです。

化粧品でかぶれるのはどうして?

かぶれとは、何らかの物質が皮膚に接触したことで発症する急性の皮膚疾患である「接触性皮膚炎」のことです。化粧品によるかぶれの原因は、大きく分けて「刺激」と「アレルギー」です。

刺激によるかぶれ
皮膚に接触したものの刺激がかぶれの原因。たとえば、アルコール、酸性やアルカリ性の強いもの、摩擦など、それらの刺激がある一定以上になるとほとんどの人に起こります。

また、刺激が原因で起こるかぶれは、その時の肌の状態によっても左右され、体調や季節・気候の影響で肌が不安定になっているとき、バリア機能が低下しているとき、ムダ毛処理をした後で皮膚に傷があるときなど、症状が出やすくなります。

アレルギーによるかぶれ
アレルギーによるかぶれは、体内の抗体がアレルゲンを排除しようとすることで起こります。濃度や量に関係なく、アレルゲンに対して反応を起こす人だけに症状がでます。

アレルギーによるかぶれの場合は、その時の肌の状態に関係なく症状が出るだけでなく、症状が治まって再びアレルゲンに接触すると、同じような症状を繰り返します。

化粧品でかぶれたときの対処法

化粧品でかぶれが起こったときは、すぐに化粧品の使用を中止にすること。
対処法としては、低刺激性の石鹸などで肌に付着している化粧品を取り除き、患部にほてりがあるときは水で冷やしたタオルで熱を取るなど。かぶれを起こした肌には出来るだけ刺激を与えないようにしましょう。

しかし、これはあくまでも応急処置になります。
下手に何かするのは症状の悪化にもつながるので、できるだけ早く皮膚科を受診して適切な治療を受けるようにしましょう。
皮膚科では、いつにどんな状況で、どのような症状が出たのかをでくるだけ詳しく伝えるようにしましょう。どの化粧品を使ったときに症状が出たのか、どの化粧品は大丈夫だったのかをひとつひとつ確認することで、原因を特定することができます。症状が治まっても、原因がわからないままだと再発する可能性もあるので、原因を特定することがとても重要になります。

かぶれを起こさないために気をつけること

アレルギーによるかぶれの場合は「アレルゲンに触れないこと」が第一です。
アレルゲンが特定できた場合は、その成分を避けることで化粧品によるかぶれを防ぐことができます。

現在、販売されている化粧品には、必ず化粧品の容器が外箱に全成分が表示されているので、どのような成分が含まれているか確認することができます。

一方の刺激によるかぶれの場合は、日頃から肌のバリア機能を保つことが大切です。
肌の表面は、皮脂膜という皮脂で覆われた状態。そして、その下の角層では、アミノ酸や天然保湿因子(NMF)が水分をキープし、さらに角層の細胞の間をセラミドなどの細胞間脂質が隙間を埋めることで、肌の水分が逃げないようにするだけでなく、化粧品の成分や摩擦、紫外線などの刺激から肌を守っています。さらには、アレルゲンなどの侵入も防ぎます。

【化粧品かぶれの原因になりやすいもの】
アルコール、酸性やアルカリ性の強いものは刺激を感じることがあります。
また、香料や色素、基剤成分などが多く報告されています。これらの物質は、化粧品だけでなく食品や薬品、衣料品にも含まれていることもあります。その他に、天然=安全というイメージがありますが、天然の植物エキスなどは植物そのものがアレルゲンになることもあります。また、抽出の際の不純物などが刺激の原因ということも考えられます。

このように、刺激やアレルゲンから肌を守るためには、肌のバリア機能を低下させないことが大切です。日常生活においてバリア機能の低下を防ぐためには、以下のようなこともの気を付けるようにししょう。

  • 内的要因
  • 睡眠不足・暴飲暴食・偏食・環境の変化による心理的疲労・生理・妊娠・更年期・肌の乾燥

  • 外的要因
  • 紫外線・化粧品・気温の変化・汗・ホコリ・ダニ・衣服・金属

敏感肌は化粧品かぶれになりやすい

皮膚科学の世界では、敏感肌という定義はなく、実際に人によって敏感肌のとらえ方もさまざまですが、敏感肌の特徴としては「ちょっとした刺激に対しても敏感に反応してしまう肌」という認識をされている方が多いです。

ちょっとした刺激に対しても敏感に反応してしまう肌というのは、これまでお伝えしたことから分かっている方も多いと思いますが、「肌のバリア機能が低下している状態」ということ。
だから、敏感肌は化粧品かぶれが起こりやすいのです。

健康な肌と敏感肌の違い

敏感肌になる原因としては、日常生活の影響なども考えられますが、今まで何をしても肌の状態が改善されないという方はアレルギーが原因しているかもしれません。

あなたの敏感肌の原因はアレルギーかも?

通常の敏感肌の場合は、肌のバリア機能が低下している状態であるため、スキンケアや日常生活を見直すことで、症状が改善されることが多いです。
しかし、アレルギーが原因の敏感肌の場合、何らかのアレルギー反応によって肌細胞がダメージを受けバリア機能が低下している可能性も考えられます。そこに、様々な刺激が重なることで敏感肌になってしまうのです。

アレルギーが原因の敏感肌とは

アレルギーが原因の敏感肌で、代表的なのはアトピー性皮膚炎です。
アトピー性皮膚炎は、免疫力の低下、アレルギー、肌バリア機能の低下など、様々な要因が重なって引き起こされ、はっきりとした原因は解明されていませんが、敏感肌とは違いはアレルギー体質があるということです。

アレルギーが原因の敏感肌の場合は、スキンケアや日常生活の見直だけでなく、免疫力の向上、アレルギー体質の改善なども含めてケアしていく必要があります。

アレルギーが原因の敏感肌が化粧品かぶれを起こさないために

アレルギーが原因の敏感肌が化粧品かぶれを起こさないためには、やはり「アレルゲンに触れないこと」が第一です。そのためには、アレルゲンを特定することが必要となるため、アレルギー検査を受けるのもオススメです。

しかし、実際にはアレルゲンを避けても、化粧品を使ってみると肌に合わないということもあるので、自宅でできる化粧品かぶれ対策の簡単なテスト方法を紹介します。

【パッチテスト】
パッチテストとは、かぶれの原因物質を調べるための方法のひとつで、皮膚科などでよく行われているのは「クローズドパッチテスト」と呼ばれるものです。

まずは、かぶれの原因として考えられる物質を塗布した絆創膏を2日間、背中の平らな部分に貼ります。この2日間は入浴することはできません。(拭く程度なら可)
絆創膏を剥がしたあと、1週間にわたってアレルギー反応がないか経過を調査します。

【化粧品使用テスト】
アレルゲンに的確に反応が出るのは皮膚のやわらかい部分です。使用テストには腕の内側を使います。この部分に、清潔な手で化粧品を100円玉ぐらい3か所、肘の内側から腕にかけて間隔をあけて塗布します。(洗顔料やシャンプーなどは泡立てたものを塗布して、1~2分後に洗い流す。)

使用テストでは入浴は可能ですが、化粧品を塗布した部位は、洗浄剤を使ったり強く擦ったりはしないようにして、4日間ほど経過を見て問題がなければ、顔に使用します。

アレルギーと上手く向き合うために

年々増加傾向にある花粉症などのアレルギー。
アレルギーの症状が出ている場合、化粧品かぶれを起こしやすくなります。アレルギーの症状が出ているときは、肌の水分量が低下し敏感肌になりやすため、肌が乾燥しバリア機能が低下しいます。そのため、いつも以上に刺激に敏感に反応してしまうことがあります。

こういった時期は、日常使いの化粧品が刺激になったり、新たにアレルギーを引き起こす可能性もあります。この時期は、なるべく肌への負担になることは避ける、新しい化粧品を試すのであれば、アレルギーの症状が治まってからにするなどして、アレルギーと上手く向き合っていくことが大切です。

 

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