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赤ちゃんのアトピーの是非を診断するには

[vc_row type=”” parallax_background=”” parallax_type=”” video_background=”” video_link=”” overlay=”” overlay_color=”#ffffff” i_select=”” icon=”” i_bg_color=”#ffffff” i_color=”#21c2f8″ a_select=”” a_bg_color=”#ffffff”][vc_column width=”1/1″ animation=””][vc_custom_heading text=”アトピー性皮膚炎は2カ月以上続く湿疹。
診断するのに時間がかかることもあります” font_container=”tag:h5|text_align:left” google_fonts=”font_family:Roboto%3A100%2C100italic%2C300%2C300italic%2Cregular%2Citalic%2C500%2C500italic%2C700%2C700italic%2C900%2C900italic|font_style:700%20bold%20regular%3A700%3Anormal”][vc_column_text]赤ちゃんに赤いブツブツができると、「アトピー性皮膚炎でしょうか?」と心配して受診するお母さんが多いものです。アトピー性皮膚炎は、皮膚症状とアトピー素因の強さを総合的に判断して診断します。

アトピー性皮膚炎の皮膚症状は、①かゆみがある、②赤くて湿った感じのブツブツ、もしくは力サ力サ、③左右対称にある、④慢性化していることです。

典型的な皮膚症状が長く続いているときはすぐに診断できますが、月齢の低い赤ちゃんや症状が軽い場合は、湿疹の経過を見ないと何とも言えないことがあります。また、他の皮膚トラブルとの区別も大切です[/vc_column_text][vc_empty_space height=”45px”][/vc_column][/vc_row][vc_row type=”” parallax_background=”” parallax_type=”” video_background=”” video_link=”” overlay=”” overlay_color=”#ffffff” i_select=”” icon=”” i_bg_color=”#ffffff” i_color=”#21c2f8″ a_select=”” a_bg_color=”#ffffff”][vc_column width=”1/1″ animation=””][vc_row_inner][vc_column_inner width=”1/2″][vc_single_image image=”374″ border_color=”grey” img_link_large=”” img_link_target=”_self” img_size=”full”][/vc_column_inner][/vc_row_inner][vc_column_text]

概要

アトピー素因は、家族のアレルギー疾患歴や検査結果で判断

[/vc_column_text][vc_row_inner el_id=””][vc_column_inner el_class=”” width=”1/1″ animation=””][vc_column_text font_size=”” line_height=”” animation=””]アトピー性皮膚炎は、アトピー素因が関係していることが多いと考えられています。アトピー素因は遺伝することがわかっています。

アトピー素因の強い人は、体内にアレルゲンが入ってくると、lgE抗体や好酸球をたくさん作ります。皮膚や血液の検査をしてlgE抗体の量や好酸球の数を測定すれば、アレルギー反応を起こしやすいか、ある程度見当がつきます。

アトピー素因が強いかどうかは、①検査=その子自身の血液検査や、プリックテストなどの皮膚テスト、②家族歴=両親やきょうだい、祖父母と似ることが多いので、彼らにアレルギー疾患があったかどうかを調べます。2親等以内(両親、きょうだい、祖父母) にアレルギー疾患を持つ人が2人以上いる場合、アトピー素因が強いといいます。[/vc_column_text][/vc_column_inner][/vc_row_inner][vc_empty_space height=”60px”][vc_row_inner][vc_column_inner el_class=”” width=”1/1″ animation=””][vc_column_text]

赤ちゃんや子どもは皮膚のトラブルが多いので、ほかのものと見分けます

[/vc_column_text][vc_column_text]見た目がアトピー性皮膚炎とよく似ている皮膚のトラブルは、いろいろあります。またア卜ピー性皮膚炎の子は皮膚が敏感なので、これらの皮膚のトラブルを合併しやすいのです。ですから、皮膚の状態を見て、それがアトピー性皮膚炎なのか、ほかの皮膚の疾患なのかか、それとも両方が合併したものかを診断するのはなかなか難しいものです。

赤ちゃんや子どもの皮膚は日々変化するので、着替えやおふろのときなどによく観察しておきましょう。とくに湿疹が出ているときは、いつごろから、どこの部分に出ているか、かゆみはあるのかなどをメモしておくと、診断のとき役に立ちます。[/vc_column_text][vc_empty_space height=”20px”][/vc_column_inner][/vc_row_inner][vc_column_text]

■ 新生児にきび

原因:母体のホルモンの影響が残り、皮脂がたくさん分泌されるため
好発月齢:生後2週間頃〜3ヶ月
部分:頬やおでこなど
症状:赤いブツブツした湿疹。真ん中に白い芯がある
治療:スキンケアをしていれば、時期が来れば自然に治る[/vc_column_text][vc_empty_space height=”20px”][vc_column_text]

■ 乳児脂漏性湿疹

原因:母体のホルモンの影響が残り、皮脂がたくさん分泌されるため
好発月齢:生後2週間頃〜3ヶ月
部分:頭や顔、まゆ毛など
症状:黄色っぽいふけのようなもの。固まってかさぶたになったり、赤くジクジクすることもある。ベタベタしている
治療:成長とともに自然に治る。石鹸ではなく、シャンプーで洗髪する[/vc_column_text][vc_empty_space height=”20px”][vc_column_text]

■ あせも

原因:汗が多すぎて汗腺の出口が詰まって炎症を起こす
好発月齢:赤ちゃんや幼児(夏、暖房が強い部屋、閉めきった車内など汗をかく季節・環境にいるとき)
部分:頭や額、首、わきのしたなど、汗のたまりやすいところ
症状:ピンク~赤色のこまかな、かゆみのあるブツブツ。こじらせると細菌感染を起こし、あせものよりになる
治療:汗を洗い流し、涼しい環境におく。[/vc_column_text][vc_empty_space height=”20px”][vc_column_text]

■ おむつかぶれ

原因:うんちの成分やおむつにかぶれる真菌(力ビ)の感染
好発月齢:おむつをつけている赤ちゃん(とくに、下痢のときやうんちの回数の多い低月齢)
部分:おしりや鼠蹊部
症状:赤いブツブツ。ひどくなると、ジュクジュクしてかゆみが出てくる
治療:軽いときは念入りにスキンケア[/vc_column_text][vc_empty_space height=”20px”][vc_column_text]

■ 水いぼ(伝染性軟属腫)

原因:伝染性軟属腫ウイルス(いぼが破れて、ウイルスが飛び散る)
好発月齢:2~5才(プールどで肌と肌が触れ合うと感染する)
部分:胸やわきのした、ひじ、ひざなど
症状:中に芯を持つなめらかな小さないぼ。かゆみはないが、破れると、あちこちの皮膚に広がる
治療:数が増えるようならピンセットで取る。ひっかかなければ、3ヶ月ぐらいで自然に治る[/vc_column_text][vc_empty_space height=”20px”][vc_column_text]

■ 虫刺され

原因:蚊などに刺されたため
好発月齢:赤ちゃんから学童
部分:刺されやすい部位(手足、顔など)
症状:虫に刺された後赤く腫れる。アトピー素因の強い子は、かきむしると赤く小さなかたい発疹ができることも
治療:かゆみ止めを塗る[/vc_column_text][vc_empty_space height=”60px”][/vc_column][/vc_row][vc_row type=”” parallax_background=”” parallax_type=”” video_background=”” video_link=”” overlay=”” overlay_color=”#ffffff” i_select=”” icon=”” i_bg_color=”#ffffff” i_color=”#21c2f8″ a_select=”” a_bg_color=”#ffffff”][vc_column width=”1/1″ animation=””][vc_row_inner][vc_column_inner width=”1/2″][vc_single_image image=”379″ alignment=”center” border_color=”grey” img_link_large=”” img_link_target=”_self” img_size=”full”][/vc_column_inner][/vc_row_inner][vc_column_text]

「乳児湿疹」は様々な意味で使われますが、経過を見る必要があります

[/vc_column_text][vc_column_text]「乳児湿疹だからすぐ治ります」とか「アトピー性皮膚炎か乳児湿疹か今はよくわかりません」など、「乳児湿疹」という言葉がよく使われています。

「乳児湿疹」というのは正式な病名ではなく、①1才未満の赤ちゃんの湿疹の総称、②3カ月ぐらいまでの赤ちゃんの赤いジクジクした湿疹、③赤ちゃん時代の湿疹でアトピー性皮膚炎ではなさそうなもの、といろいろな使われ方をしています。

赤ちゃんの湿疹は1才過ぎぐらいから自然に治っていくことが多いので、とりあえずの診断名としてつける場合もあります。乳児湿疹でもアトピー性皮膚炎でも、皮膚の炎症があるときは乾燥肌なら保湿剤などの症状に応じた薬を処方する必要があります。[/vc_column_text][vc_empty_space height=”20px”][vc_column_text]スキンケアと塗り薬でケアをしながら、様子を見ることが多いです。症状が治まってくればスキンケアを続けていればいいし、症状がちっともよくならないようなら、その時点で血液検査や皮膚テストでアレルギーの検査を受けてもいいでしょう。

典型的なアトピー性皮膚炎で全身に広がっているようなときはわかりやすいのですが、
顔だけに出ているけれど・・・という場合は長期間繰り返すかどうか経過を見ましょう。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

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