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胃腸風邪?夏や冬にうつる感染性胃腸炎の特徴

[vc_row][vc_column][vc_column_text]冬と夏は、胃腸風邪や胃腸炎を起こしやすい季節です。冬はノロウイルスのようなウイルス性の胃腸炎、夏はO-157のような細菌性の胃腸炎が多くみられます。夏や冬にうつる感染性胃腸炎の種類や特徴を紹介します。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_row_inner][vc_column_inner][vc_column_text]

概要

胃腸風邪・胃腸炎がうつるとどうなるの?

[/vc_column_text][vc_column_text]潜伏期間は種類によっても異なりますが、胃腸炎がうつると、吐き気・嘔吐・下痢・腹痛・発熱などの食中毒症状がおこります。

ウイルス性の胃腸炎はほとんどが対症療法です。嘔吐や下痢などは止めずに体内に入った有毒なものを出すことを優先しましょう。その際、脱水症状には注意して水分補給をしっかりしましょう。

細菌性の胃腸炎は抗生物質が必要で、高齢者や乳幼児は自覚症状が少ないまま危険な状態に陥ってしまうことがあるので、必ず医療機関を受診しましょう。

潜伏期間とは?

潜伏期間(せんぷくきかん)とは、病原体に感染してから、体に症状が出るまでの期間のこと。 病原体の種類によって異なる。 なお、他人に伝染する時期は潜伏期間内と重なることもある。 感染から発病に至るにはそれなりの段階があり、この間が潜伏期間である。

-引用-
「潜伏期間」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
2017年1月4日 (水) 10:05 UTC
URL: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BD%9C%E4%BC%8F%E6%9C%9F%E9%96%93

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冬場に多いウイルス性胃腸炎の特徴

冬場には、ウイルスがうつることで起こる胃腸炎が多く胃腸風邪といわれることもあります。

ロタウイルス
乳幼児に多くみられます。5歳くらいまでの急性胃腸炎の多くがロタウイルスによるものです。症状の特徴は、白色の下痢便と嘔吐を繰り返し、発熱をともなうこともあります。

ノロウイルス
乳児期から成人までうつります。大人がかかるウイルス性胃腸炎のほとんどはノロウイルスでによるものです。ノロウイルスがうつる経路は、手指、生ガキなどの貝類、生野菜などから経口感染が多く、潜伏期間は24~48時間。症状には、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、熱が出ることもあります。

アデノウイルス
乳幼児に多くみられ、夏場のプール熱として知られています。子どもから大人にうつることもあり、その場合は季節を問わず、冬でも発症します。発熱、目やに、結膜炎のほかに、腹痛、下痢嘔吐などの症状が出ます。

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夏場に多いウイルス性胃腸炎の特徴

夏場は、細菌がうつることで起こる胃腸炎が多くなります。いわゆる食中毒です。

腸管出血性大腸菌(O-157)
生の肉類からうつることが多く、潜伏期間は4~8日です。激しい腹痛、下痢、血便が起こります。2週間以内に溶血性j尿毒症諸侯群(HUS)や脳症などの合併症を起こすことがあるので注意が必要です。

サルモネラ菌
うつる原因は肉類や生卵、卵の殻などです。潜伏期間は半日~2日で、腹痛、発熱、嘔吐、下痢などを起こします。予防法は、加熱調理と手洗いです。夏場の卵調理では半熟は避けたいところです。

腸炎ビブリオ菌
ビブリオ菌は、海水の温度が20℃以上で増加します。魚の皮から移ることが多く、潜伏期間は10~20時間です。食中毒症状のほかにしびれなども起こります。真水で死滅するので、魚介類は水道水で洗い流しましょう。

ブドウ球菌
傷ついた手やブドウ球菌で汚染された手で調理されたものを通じて移ることが多く、潜伏期間が2~8時間で食中毒症状が起こります。おにぎりやサンドイッチなどは食べるときは手洗いをしっかいすることが必須です。調理をするは直接触れずにラップ越しで調理するようにしましょう。

黄色ブドウ球菌
黄色ブドウ球菌はブドウ球菌の中でも最も危険です。鼻腔や皮膚に存在する菌で、術後などにかかりやすくなります。熱に強く、100度の熱で30分加熱しても分解することができません。予防としては、食材を扱う人が、手洗いなどで消毒を怠らなことが重要です。

カンピロバクター
カンピロバクターは豚、牛、鶏、またペットなどの腸管に存在する菌です。食肉、飲料水、牛乳などから感染することが多く、潜伏期間は5日程度です。熱に弱いので加熱処理で予防することができます。また、冷蔵庫などの中で肉類がほかの食材に触れないようにしましょう。
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胃腸炎の症状が出ているときの過ごし方

ウイルスや細菌による胃腸炎は、強い下痢止めで無理に症状を抑えないようにしましょう。感染した菌の体力で治療方針は変わるので、放置しないで医師の診断を受けましょう。

〇下痢は止めずに整腸剤で様子をみる

ウイルス性のときは、基本的には乳酸菌製剤などの調整剤が処方され、下痢は止めないことのほうが多いです。細菌性が疑われるときは抗生物質が処方されます。

〇アルカリイオン水で脱水予防

脱水症を避けるために、下痢や嘔吐が起こったら水分補給をしましょう。おすすめは、他の飲料水よりもはやく体内に吸収されやすいアルカリイオン水です。

〇回復してきたら、おもゆから

嘔吐や下痢のときは無理をしないで水分だけ補給するようにしましょう。症状がおさまってきたらおもゆから食事を再開して、消化にいいものを中心に様子をみましょう。[/vc_column_text][vc_column_text]

【家庭でできる食中毒対策】
食中毒シーズンは、食べ物が直接触れるまな板や包丁、ふきんなどを消毒液で洗うようにしましょう。そして、なるべく使うごとに洗うように心がけてください。

~消毒液の作り方~
洗ったペットボトル(500ml)の半分まで水を入れて、家庭用塩素系漂白剤を10ml(ペットボトルのキャップ2杯分)を加えてよく振ります。まざったら、さらに250mlの水を加えて混ぜます。それで消毒液の出来上がり。そして、まな板や包丁などを消毒します。

~消毒液を使う際の注意点~
・消毒液を作って使う際は、換気を忘れずに行いましょう。
・消毒液とほかの洗剤類は絶対に混ぜないようにしましょう。
・消毒液は手袋をして使い、直接皮膚に触れないようにしましょう。

[/vc_column_text][vc_column_text]ウイルス性胃腸炎予防に関する記事はこちら → 2017年に向けて早めの予防!ウイルス性感染症胃腸炎が流行中![/vc_column_text][/vc_column_inner][/vc_row_inner][vc_empty_space height=”60px”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text][/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

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