Q : もともと肌がカサカサしていて、入浴後すぐに突っ張ったり、かゆみが出たりしてしまいます。乾燥肌にも安心な洗顔のしかたを教えてください。


ANSWER.
よく泡立てて、こすらずに
健やかな皮膚の表面は弱酸性に保たれていますが、汗をかいたままや汚れがついた肌はアルカリ性に傾きやすく、肌荒れしやすい状態をつくってしまいます。そうならないためにも、きちんと洗顔することがたいせつです。
しかし、ドライスキンの場合は、外部の刺激に弱いため、洗顔料や洗顔のしかたによってはそれが刺激となり、肌荒れのもとを作りかねません。
まず、たいせつなのは、洗顔料を十分に泡立てて洗うこと。手と顔の間に泡をはさんでころがすようにして、泡に汚れを付着させるつもりで洗いましょう。指でゴシゴシしたり、たとえ洗顔用であってもタオルやスポンジでこするのは、ドライスキンを悪化させるもとです。
そして、すすぎを十分に行い、洗顔料を肌に残さないこともたいせつ。目頭と鼻の間や、髪の生え際は、すすぎ残ししやすいので要注意です。タオルでぬぐっても洗顔料の成分は肌に残り、刺激となってしまいます。
洗顔料は乾燥肌用、または敏感肌用のものをスクラブなどの物理的に肌をこするものや、フルーツ酸などの角質剥離作用のある成分が入っているものは避けましょう。