ニキビの原因、肌のサビ【活性酸素】

[公開日]

[最終更新日]2015-10-19

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ここ最近、活性酸素が肌に与えるダメージについて、雑誌や新聞でもとり沙汰されています。活性酸素とは、他の細胞をを酸化させてしまう不安定な酸素分子のことです。酸化とはこの不安定な酸素分子と結びつくことによって、物質が変質してしまうこと。

古くなった10円玉や、放っておいたシルバー製品が黒ずむことがあります。これらは酸化した結果おこる現象です。

酸素の分子は、原子のまわりを16個のプラス電子が取り巻いています。このプラス電子が1つ欠けた不安定な状態が活性酸素です。

この不安定な酸素分子は、他の原子から電子を無理矢理奪い、自分が安定した状態に戻ろうとします。電子を奪われた相手の細胞は、逆に安定を欠いて死んでしまいます。活性酸素はこのようにしてコラーゲンやエラスチンを破壊します。活性酸素がシワなどの老化の原因になるのはこのためです。

このように書くと活性酸素は悪役のようですが、じつは肌にとっては必要なものです。体外から菌が進入してきたときなど、白血球はこの活性酸素を多量に放出し、菌を殺そうとします。炎症が起きた場合も同じく活性酸素で炎症の原因菌を殺そうとします。

例えて言うなら、白血球は菌に対して活性酸素という爆弾を投げつけるようなもの。

ところが活性酸素があまりに多量に存在すると、本来殺すべき菌だけでなく、まわりの組織
まで破壊してしまいます。いわば、見境なく爆弾を投げつけている状態です。



こうなると皮膚の組織まで破壊されてしまいます。
炎症を起こしたニキビの場合、その患部には炎症の原因菌を殺す活性酸素が大量に集まっています。さらに活性酸素が過剰に発生すると、まわりの組織まで破壊され、よけいに炎症を悪化させてしまうことになります。こうなると、ニキビ跡として残る可能性が高くなるといえるでしょう。

現在もっとも注目されるアミノ酸

美肌をつくる栄養素といえば、これまではビタミンCが有名でした。今、もっとも注目されている成分、それはアミノ酸なのです。私たちの体はタンパク質でつくられています。このタンパク質はアミノ酸から構成されています。

つまりアミノ酸は体の直接的な原料になるわけですね。肌にハリを保つコラーゲンはアラン、グリシン、プロリンなど、エラスチンはロイシン、イソロイシンなどのアミノ酸からつくられています。

またアミノ酸は体そのものをつくるだけでなく、代謝のリズムを整えるという働きも持っています。

新しい肌が生まれたり皮脂分泌のバランスを正しいリズムに整えるには欠かせないわけです。基本的なアミノ酸は全部で約20種類あり、そのうち体内で合成されず食事から摂取しなければいけないアミノ酸を『必須アミノ酸」と呼びます。

リジン、ロイシン、イソロイシン、パリンなどで全部で9種類あります。
これらのアミノ酸は内服しても良いのですが、皮膚への働きかけを期待する効果はさらに高まります。なら直接塗布するほうが効果的です。

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