2017年夏に流行するウイルス感染症の症状!子どもを守る予防法は?



プールやお祭りなどのイベントが多くなる夏。人が集まる場所に行くと、子どもがウイルスによる感染症をもらってしまうことがあります。事前にウイルス感染症の知識を持っていることで、予防をして子どもを守ることができ、感染しても慌てずに対応することができます。2017年夏に流行するウイルス感染症の種類や症状、予防法から対処法まで紹介していきます。

夏にウイルス感染症が流行する理由

梅雨が明け、暑さが本格化する日本の夏の気候は、高温多湿の環境を好むウイルスや細菌が活発的になります
そのため、夏は特にウイルスによる感染症が流行する可能性が高くなるのです。

また、夏はプールやお祭りなどのイベントも多く、人が集まる場所へ行く機会が増えることで、感染症をもらいやすくなります。

夏に流行するウイルス感染症を知ることが、子どもを守ることにつながります。
これから紹介する、2017年夏に流行するウイルス感染症の種類や症状、予防法から対処法までを参考にし、子どもと一緒に楽しい夏を過ごしましょう。

2017年夏の猛暑に注意!

2017年の夏は猛暑になるという予想です。
2010年以降、日本では猛暑が続き熱中症によるニュースも増えています。

夏に、ウイルスによる感染症が流行する原因のひとつに、暑苦しい気候で体力を消耗することによる免疫力の低下も考えられています。
2017年も、50%以上の高確率で猛暑になると予想されているので注意が必要です。

夏のウイルス感染症の症状

夏場に流行しやすいウイルスによる感染症は、主に「手足口病」「咽頭結膜熱(プール熱)」「溶連菌感染症」「ヘルパンギーナ」があります。それぞれの症状や対処法について紹介していきます。

手足口病の症状や対処法

手足口病は、コクサッキーウイルスA16やエンテロウイルス71(EV71)などのウイルスに感染することで引き起こされる感染症です。

手足口病の症状

手足口病は、4歳くらいまでの子どもがかかりやすく、感染者の約90%が5歳以下の乳幼児です。

症状としては、病名の通り、手のひらや足の裏、口の中に水疱性の発疹ができるのが特徴です。また、37~38度程度の熱が出ることもあります。この熱は1~2日で治まります。

手足口病の対処法

手足口病は基本的に1週間ほどで治まる病気です。そのため、特別な治療は行わず安静にして対処するようにします。
口の中にできた水疱性の発疹が破れて、痛みを強く感じる場合は、口内炎用の軟膏が処方されることがあります。

頭痛や嘔吐、高熱、ひきつけの症状が出ている場合は、無菌性髄膜炎を併発している可能性があります。早めに小児科を受診するようにしましょう。

また、手足口病は治ってからも、1ヶ月近くは糞便にウイルスが混ざっているので、しっかりと手洗いをすることが必要です。

咽頭結膜熱(プール熱)の症状や対処法

咽頭結膜熱は、プール熱とも呼ばれ、アデノウイルスに感染することで引き起こされる感染症です。

感染者のくしゃみや咳を吸い込んだり、感染者とタオルを共用したりすることで感染が広がっていきます。プールの消毒がきちんと行われていないと、感染することもあります。

咽頭結膜熱(プール熱)の症状

咽頭結膜熱(プール熱)にかかると、39度以上の高熱が4〜5日続き、結膜炎や喉の腫れといった症状が現れます。

咽頭結膜熱(プール熱)の対処法

咽頭結膜熱(プール熱)には特効薬がないため、対症療法で症状を和らげながら安静することで対処します。高熱が出ることで発汗しやすく、脱水症状になりやすいので、しっかりと水分補給をするようにしましょう。

溶連菌感染症の症状や対処法

溶連菌感染症は、A群β溶血性連鎖球菌と呼ばれる細菌が原因で起こる感染症です。感染者の咳やくしゃみを吸い込むことで感染します。

溶連菌感染症の症状

溶連菌感染症の主な症状は、発熱と喉の腫れです。また、咳や頭痛、腹痛、舌にブツブツができたり、体に淡い紅斑ができるなどの症状が現れることもあります。

溶連菌感染症の対処法

一般的に、溶蓮菌感染症の治療にはペニシリン系が使われます。抗菌薬を服用することで、熱は数日で下がり、喉の腫れは1週間程度で治まります。

抗菌薬の服用は、途中でやめてしまうと症状が再燃する可能性があるので、医師に指示された服用期間を守るようにしましょう。

ヘルパンギーナの症状や対処法

ヘルパンギーナとは、夏かぜの一種で、主にエンテロウイルス属に属するウイルスやコクサッキーAウイルスに感染することで発症します。ヘンパンギーナは、糞便から口を介して感染するため、保育園などで流行します

ヘルパンギーナの症状

ヘルパンギーナの感染者の90%以上が5歳以下の子どもで、割合で最も多いのは1歳代です。

ヘルパンギーナの主な症状は、38度以上の高熱が出て、喉の奥に小さな水疱ができます。喉の水疱ができると、モノを飲み込むたびに痛みが生じるため、食欲不振になることがあります。

ヘルパンギーナの対処法

ヘルパンギーナの治療では、特効薬がないため、対処療法を行います。解熱剤を使って熱を下げることが多いようです。発熱による発汗や食欲不振で脱水症状になる可能性があるので、こまめに水分補給をしましょう。

子どもだけじゃない!?感染症による夏風邪に要注意!

夏かぜには、エンテロウイルスなどによって起こる感染症があります。夏かぜの場合は、子どもを中心に流行し、症状もそれほど重くない場合が多くみられます。しかし、無菌性髄膜炎になる場合があるので注意が必要です。

無菌性髄膜炎の症状

かぜ症状の後、熱が続いたり、一度下がった熱が再燃したり、激しい頭痛、はきけや嘔吐を繰り返します。また、首が回りにくくなったり、硬くなるなどの症状が現れます。

一般的には子どもがかかることが多いのですが、大人でも今までに同じ種類のウイルスに感染したことが無い場合には、感染してしまうことがあるため注意が必要です。

無菌性髄膜炎の対処法

無菌性髄膜炎の治療では、特効薬がないため対症療法が行われます。夏かぜの場合は、安静にすることで2~3日すると症状は快方に向かいますが、無菌性髄膜炎になると、回復までに2週間以上かかることがあります。

夏かぜは原因となるウイルスが多く、家庭内で子ども小児から大人に感染することがあるのでしっかりと予防することが必要です。

夏のウイルス感染症の予防法

夏のウイルスによる感染症は、感染者の咳やくしゃみを吸ったり、ウイルスついたモノ(机・ドアノブ・タオルなど)に触れることで感染します。帰宅してすぐと食事をする前は必ず、手洗い・うがいをするように習慣づけることが大切です。

モノの貸し借りはしない!

保育園などで子ども同士のモノの貸し借りはしないようにしましょう。プールや運動のあとに友達とタオルを共用するこで、ウイルスに感染する可能性もあるので注意してあげましょう。また家族であっても、ウイルスに感染していたら、感染を拡大させないためには、食器やタオルを共用してはいけません

糞便からの感染は要注意!

ウイルスよっては、腸の中で増えるものもいます。そして、糞便を介して口から感染しまう。小さな子どもがいる家庭では、手に触れるモノ(テーブル・椅子・オモチャなど)は消毒したりして予防するようにしましょう。また、お母さんがオムツ替えをしたあとも要注意です!家族みんなで、手洗い・うがいを習慣づけることが大切です。

ウイルスは、症状が治ってからも1ヶ月近くは腸の中にいるので、注意が必要です。

ウイルス感染症にかからない体づくりが一番の予防法!?

流行しやすい感染症ですが、油断していると深刻な症状を引き起こすこともあります。

最初に、猛暑が続くことで免疫力が低下することで、感染症にかかりやすくなるとお伝えしましたが、日頃から感染症の予防をすると同時に、免疫力を強くして感染症に負けない体つくることも大切です。

2017年最新の予防法は乳酸菌

免疫力を高めるには、規則正しい生活や栄養バランスの摂れた食事が大切です。また、最近では乳酸菌を毎日継続して摂取することで、子どもの免疫力を助ける効果があるとも言われています。

最近では乳酸菌研究が進み、体の免疫に直接働きかける効果のある乳酸菌も発見されています。ウイルスに対して働く免疫を助ける乳酸菌について詳しくは、コチラの記事をお読み下さい。 ⇒ ウイルス性胃腸炎の予防に赤ちゃんも飲める乳酸菌「米のしずく」

ウイルスに関する知識をしっかり持って、子どもをウイルスから守ってあげましょう!

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