赤ちゃんの症状がアトピーかなと思ったら気を付けたいこと!

[公開日]

[最終更新日]2017-08-19

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赤ちゃんの肌トラブルで、よく悩まれているのは「アトピー」です。赤ちゃんにアトピーの症状がでると、このまま続いてしまったらどうしようなど深刻に考えてしまいがちです。赤ちゃんの症状でアトピーかなと思ったら、症状が悪化する前に気を付けたいこととは?

赤ちゃんのアトピーは、さまざまな原因により引き起こされています。また、アトピーだと思っていたら、別の症状だった場合もあるので見極めることも重要です。赤ちゃんの肌に現れるアトピーは、正式には「乳児アトピー性皮膚炎」と言われます。

アトピーを簡単に説明すると、慢性的にかゆみが強く続き、湿疹が現れ、良くなったり悪くなったりを繰り返す症状のことを言います。アトピーはアレルギーが関係している場合が多く、さまざまな原因から引き起こされます。まずは赤ちゃんのアトピーの症状について詳しく解説していきます。

赤ちゃんのアトピーの症状が現れる時期

赤ちゃんのアトピーの症状は、生後4ヶ月以降から出始め、1歳くらいまで続くことが多くあります。赤ちゃんによっては2歳や3歳まで続く場合もあります。

赤ちゃんは生後1ヶ月~3ヶ月くらいに、アトピーのように肌に赤みや湿疹が出ることがありますが、ほとんどがアトピーではなく乳児湿疹です。1歳になるくらいには赤ちゃんの肌も強くなっていくので自然に治っていくことが多いです。それ以上、乳児湿疹が続く場合はアトピーの可能性も考えられますが、乳児湿疹が出ているうちはアトピーかどうかの判断が難しいため、1~2歳頃までは経過を見る必要があります。

赤ちゃんのアトピーの症状の特徴

赤ちゃんのアトピーの症状が現れる場所としては、頭部、顔、耳の裏側、耳たぶ、首、胸、肘や膝などに多く見られます。肌のバリア機能が弱く、肌が擦れやすい部分に症状が現れやすいのが特徴です。

アトピーの症状の特徴としては、皮膚が切れたり、掻きむしってジュクジュクしたり、皮膚が厚く固くなりガサガサしてくるなどです。その他、胴体に円形の貨幣状の湿疹が現れることもあります。

そして、アトピーの大きな特徴は強いかゆみです。アトピーは強いかゆみ伴うため、何度も掻きむしることで皮膚が赤くなって常にジュクジュクした状態になりやすく、少し良くなったり悪化したりを繰り返すことがほとんどです。乳児湿疹だと診断される場合もありますが、1歳を過ぎても症状が改善しない場合は、アトピーの可能性が高くなります。

赤ちゃんのアトピーの原因

赤ちゃんのアトピーは、遺伝や環境、アレルギーなど、さまざまな原因が重なって発症すると考えれれています。そのためはっきりとこれが原因んというものは解明されていません。アトピーの原因として考えられる代表的なものは、肌のバリア機能が弱いことと、アレルギー体質です。アレルギー体質には、体の免疫バランスが大きく関係しています。

赤ちゃんをはじめ、人の体に備わっている免疫には2つの種類があり。ひとつは菌やウィルスから体を守ってくれるTh1、もうひとつはアレルギーに反応するTh2です。この、Th1とTh2の2つのバランスが保たれている間は、アトピーなどアレルギー症状が現れにくいのですが、免疫バランスがバランスが崩れTh2がTh1より優位になるとアレルギー反応が強く出てしまい、アトピーが発症しやすくなると言われています。

赤ちゃんは、肌のバリア機能も弱く、免疫機能も未熟なため免疫バランスも崩れやすく、乳児湿疹やアトピーなど症状がが起きやすくなると考えられています。しかし、アトピーが長く続く場合は、免疫バランスが崩れている状態が継続してしまう体質(アレルギー体質)になっているため、なかなか改善しにくいと考えられています。

赤ちゃんはの場合、肌のバリア機能や免疫機能は、成長ともに強くなっていくので、自然に症状も改善されていく可能性も高いです。

赤ちゃんの症状でアトピーかなと思ったら

赤ちゃんの症状がアトピーかなと思ったら、まずは病院を受診するようにしましょう。赤ちゃんの症状が、乳児湿疹の可能性もありますし、それ以外にも食物アレルギーや脂漏性湿疹、とびひ、かぶれ、蕁麻疹、汗疹、虫刺されなどの可能性もあります。アトピーだとかってに判断して対処法を間違えると、症状が悪化してしまう可能性があるので、必ず医師に診てもらうようにしましょう。

赤ちゃんの症状には皮膚科?小児科?どちらにいけばいい?
赤ちゃんにアトピーのような症状が現れて病院を受診する時に迷ってしまうのが、小児科を受診するべきか、皮膚科を受診するべきかどうかという問題です。どちらを受診するかによって治療方針が少し異なってきます。皮膚科は皮膚を元の綺麗な状態に戻すことを目的にすることが多く、小児科はかゆみなどの症状を和らげることを目的とすることが多いです。そのため、治療薬の量や回数などに差が出てきます。どちらが良いとは言いきれませんが、不安であれば両方受診して、お母さんが納得のいく病院を選ぶようにしましょう。医師とよく相談して決めることが赤ちゃんにとっては一番です。

ここでは、赤ちゃんの症状がアトピーかなと思ったときの、毎日の赤ちゃんのスキンケアで気を付けたいことを紹介していきます。

毎日の保湿ケアを徹底する

肌のバリア機能が弱い赤ちゃんのアトピーや乳児湿疹には、「肌の乾燥」が一番の敵です。毎日の保湿ケアをしっかりおこなうことが大切です。肌が乾燥するとさらにバリア機能が弱くなり、肌は外部刺激の影響を受けやすく、またアレルギーの原因となるアレルゲンも侵入しやすくなってしまいます。

赤ちゃんの保湿ケアに使う保湿剤は、ほど良いとろみで伸びがいいベビーローションがおすすめです。ベタつきが気にならず、付け心地がサラサラしているもだと赤ちゃんに不快感を与えることがありません。朝起きたとき、お風呂上がり、外から帰ってきたときや、室内のエアコンや暖房で乾燥が気になるときなど、こまめに保湿してあげましょう。乾燥から肌を守ってあげることが、乳児湿疹やアトピーの効果的な予防になります。

肌に優しいことを心がける

赤ちゃんの症状が気になる場合は、できるだけ肌に触れるものは優しい繊維を選ぶようにしましょう。ゴワゴワしていたりすると、赤ちゃんの薄い肌には刺激になり、肌を傷つけてしまいます。その他に、赤ちゃんの肌に刺激になるもは避けるようにしましょう。

赤ちゃんの肌への刺激を避けるには

・赤ちゃんの肌に触れるものは柔らかいガーゼタイプのものや、綿、絹、麻、竹など通気性の良い天然素材のものにする
・赤ちゃんが寝る布団のシーツの繊維にもこだわり、常に清潔さを保つようにする
・ぬいぐるみやおもちゃなどの素材にも気にする
・赤ちゃんを洗うベビーソープやベビー石鹸や、洗濯物の洗剤は刺激成分が少ないものを使う
・部屋の掃除は毎日しっかりしなくても、できる範囲で気になるところの清潔を心掛ける。

などが挙げられます。ただし、神経質になり過ぎないように注意しましょう。

赤ちゃんのお風呂の入れ方

赤ちゃんをお風呂にいれるときは、ボディーソープや石けんは刺激成分の少ないものを選び、しっかり泡立て泡で優しく洗うようにします。その時に、ゴシゴシ洗うと摩擦で赤ちゃんの肌に刺激を与えてしまうので注意してください。湿疹や傷がある時は優しく撫でる程度で十分です。湿疹が出ている時は特に、温まることで身体が痒くなるので温度の高いお湯や長湯は避けましょう。入浴後は特に肌が乾燥しやすくなるので、すぐに保湿を行うようにしましょう。

お母さんが気にしすぎないことも大切

赤ちゃんにアトピーの症状が現れると、ずっとこの症状が続いたらと不安になるお母さんも多いです。しかし、アトピーに敏感になりすぎて過剰なケアをしたり、神経質になったりすると、かえってそれがアトピーの症状を悪化させてしまうことがあります。

また、アトピーの症状が出た場合、まずは症状を抑えようとして薬などに頼ってしまうと、逆に赤ちゃんの炎症を治そうとする免疫機能を弱くさせてしまうことがあります。今、薬に頼るのではなく、ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌に子どもの免疫機能を向上させることが期待され、多くの企業が研究を続けています。それだけ、体の内側から強くなることが大切だということです。特にインフルエンザウイルスやアレルギーなど直接の病気の原因に対しての薬がない病気には、体の免疫機能の働きが重要視されています。

赤ちゃんのアトピー症状が気になったら → 子どものアトピー症状に赤ちゃんも飲める乳酸菌サプリ「米のしずく」

赤ちゃんのアトピーは、免疫力が備わってきたり、肌が強くなってくることで、すこしずつ改善されていくことも多いので、あまり深刻に考えすぎないようにすることも大切です。赤ちゃんのアトピーについてお話ししましたが、赤ちゃんの肌はとてもデリケートなので、産まれてからしばらくの間はいろんなトラブルが起きやすい状態が続きます。アトピーなどもそのひとつですが、きちんと理解し対処することで徐々に改善されていきます。まずは、毎日のスキンケアで赤ちゃんの肌を乾燥から守り、なるべく肌に優しくを心がけてあげましょう。

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