赤ちゃんのアトピーのケアするには

[公開日]

[最終更新日]2015-09-07

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アトピー性皮膚炎の治療は「これさえやれば治る」といった単純なものではありません。
スキンケアや環境の整備など総合的なケアを気長に続けましょう。

スキンケア

水分が少なく、バリア機能が弱く、かゆみを感じやすいアトピー肌
だから毎日のスキンケアで気をつけてあげましょう

アトピー性皮膚炎の子の皮膚は、乾燥肌でバリア機能が弱い、かゆみを感じやすい、感染しやすいという特徴があります。皮膚には人間の体を覆って、外界の刺激から体を守るバリア機能があります。セラミドという物質で、角質細胞と角質細胞のすきまをセメントのように埋めているので、外界からの刺激が入りにくくなるのです。

しかし、アトピー性皮膚炎の子はセラミドが不足しがちなのでバリア機能が弱く、水分も保てないため乾燥肌になります。バリア機能が弱いと汗や汚れなどの刺激が皮膚の奥まで入り込むので、かゆみを感じやすくなりますし、皮膚に細菌感染を起こしやすくなります。

アトピー肌だと、

  • 皮膚の汚れ
  • 化繊のセーターやフリースの衣類などの刺激
  • 髪の毛の刺激(顔や首筋)など

ちょっとしたことで皮膚の状態が悪くなります。
何が原因になるかは個人差があるので、皮膚の状態が突然悪くなったようなときは、その
日の運動、天候、着ていたもの、髪形などをチェックしてみましょう。

アトピー性皮膚炎の子のスキンケアを行うときは、汗や汚れ、刺激芯どをなるべく早
く洗い流し、乾燥を防ぐために、保湿剤を塗ってしっとりさせるのがポイントです。
皮膚の状態がよくなるとつい手を抜きがちですが、よくなったときこそスキンケアをきちんとしていい状態を保ちましょう。



アレルゲンを避ける

アレルゲンやひっかくこと、
感染など、症状の悪化因子を避けましょう

体内にアレルゲンが侵入するとlgE抗体が作られ、化学伝達物質が出て、アレルギー症状が起きます。従って、アレルゲンが入らないようにすることが治療になります。食物アレルゲンのときは除去食、ダニやほこりがアレルゲンのときは掃除など環境整備をします。

アトピー性皮膚炎を悪化させる要素として、ひっかくこと、細菌感染があります。

皮膚をひっかくと、皮膚の表面が傷つき細菌感染を起こしゃすくなるだけでなく、表皮
の細胞からサイト力インなどの化学伝達物質が放出されるため、周りの皮膚の状態も悪く
なります。

一度ひっかきだすと、かえってかゆみが増すので、ひっかくことをやめられなくなります。ひっかくのをやめれば、皮膚の状態はよくなっていきます。

アトピー性皮膚炎の子の皮膚には、黄色ブドウ球菌がたくさんいます(正常な皮膚には黄色ブドウ球菌はほとんどいません)。黄色ブドウ球菌が出す毒素には多数のTリンパ球が反応するので、かゆみがひどくなります。また、湿疹が化膿すると治りにくくなります。

ひっかくのをやめさせること、細菌感染を防ぐことも大切です。

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