Q : シャンプーのときは、ゴシゴシこすったほうが汚れが落ちるような気がするのですが、後からかゆみが出ることもあります。頭皮にやさしいシャンプーのしかたを教えてください。


ANSWER.
よく泡立ててから、頭にのせて
シャンプーも、体を洗うときの洗浄料と同様に、ます手でよく泡立ててから頭にのせて洗いましょう。そうすることによって、頭皮への刺激を抑えることができます。また、指の腹を使って洗うようにし、爪は立てないようにします。力を入れてゴシゴシこすると、頭皮を傷つけるもとになるので気をつけましょう。
清潔にしているのに頭皮がかゆい、かさついている、フケがたくさん出るというときは、何らかの炎症を起こしている可能性があるので、シャンプーは控えましょう。
石けんのほうがシャンプーよりも刺激が弱いかうと、石けんで髪を洗う人もいるようですが、石けんの成分は水中のカルシウムと結びつき、「石けんかす」として残ってしまいます。これも頭皮を刺激するもとになるので、やはり、頭皮に炎症が起きているときはやめたほうがよいでしょう。
なお入浴時には、体を洗う前に髪を洗うことをおすすめします。髪を最後に洗うと、シャンプー液が首や背中などに残ったままになりやすく、湿疹や炎症(シャンプー皮膚炎)の原因になるからです。髪をすすいだ後は、顔や体もよくお湯を流しましょう。