花粉症で辛い赤ちゃん

赤ちゃんでも花粉症になるの?症状や対処法、予防法まで紹介!

[公開日]

[最終更新日]2019-03-05

    花粉症は大人が発症するイメージがありますが、最近では子供の発症も増えています。そして、赤ちゃんでも発症することがあります。赤ちゃんはまだ免疫力が備わっていないため、赤ちゃんに起こるさまざまな症状に心配や不安を感じているママも多いでしょう。この記事では、赤ちゃんの花粉症についての症状や対処法、日常でできる予防法もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

    ※このページは、赤ちゃんの花粉症が気になる、または、興味があるママや親御さんなどに見ていただきたいページです。

    概要

    赤ちゃんでも花粉症になるの?

    実は、赤ちゃんでも花粉症を発症する可能性もあります。
    花粉症というのは、花粉が体内に入ってきたときに作られるIgE抗体(アレルギー抗体)が、一定の量を超えたときに発症します。この一定の量には個人差がありますが、この一定量を超えると、体内に入ってきた花粉に対してIgE抗体が花粉を異物と認識して攻撃することで、ヒスタミンを大量に作ります。このヒスタミンが、目のかゆみや鼻のムズムズなどの花粉症の症状を引き起こします。

    花粉症は、IgE抗体がつくられてから発症するので、新生児(0歳)で花粉症になることはなく、赤ちゃんで花粉症を発症する場合は、0歳のうちに花粉に対するIgE抗体が作られ、1歳以降で花粉症を発症することになります。

    赤ちゃんの花粉症の症状

    赤ちゃんの花粉症の主な症状は、鼻づまりと目のかゆみです。その他には、くしゃみや鼻水、目の充血など、大人の花粉症と同じような症状がでることもあります。これら花粉症の症状は、風邪の症状ともよく似ているため、自分で症状や辛いということを伝えることのできない赤ちゃんの場合は、注意深く観察して見極める必要があります。

    以下のような仕草をしていたら、赤ちゃんの花粉症を疑ってください。

    • ミルクを飲むとき苦しそうにする
    • 頻繁に目を触っている
    • 目や目の周りが赤くなっている

    ひどい鼻づまりや、目の充血があるよであれば、早めに耳鼻科を受診して相談しましょう。

    赤ちゃんの花粉症の症状

    赤ちゃんの花粉症の症状を和らげるには?

    赤ちゃんの花粉症が疑われる症状が出たときには、鼻づまりを和らげるには加湿器を使用します。加湿器がない場合は、温かいタオルなどを鼻にのせると鼻のとおりがよくなり少し楽にります。また、目のかゆみなどは、触れば触るほど悪化してしまうので、なるべく触らないようにしましょう。

    しかし、赤ちゃんの花粉症は、花粉症から滲出性中耳炎や副鼻腔炎などの合併症を起こしやすいという特徴があります。どちらも放っておくと治療が長引いてしまうので、風邪にしては症状が何日も続いていたり、風邪薬を飲んでも症状の改善が見られないなど、ちょってでも花粉症の疑いがみられた場合は、早めに小児科や耳鼻科を受診するようにしましょう。

    赤ちゃんの花粉症の診断や治療について

    病院での赤ちゃんの花粉症の診断には以下のような方法がとられます。

    • 鼻の粘膜の状態を調べる
    • 鼻水を採取して好酸球の数値を調べる(風邪と花粉症で数値が異なる)
    • 血液検査で花粉に対する抗体の有無や、アレルギーを起こす花粉の種類を調べる

    赤ちゃんの花粉症の治療は、基本的には飲み薬になります。大人の花粉症では、点鼻薬や点眼薬なども使われますが、赤ちゃんに使用するのは難しいため、赤ちゃんでも使える抗アレルギー剤が処方されます。また、市販薬には赤ちゃんが使用できるものがないため、必ず病院を受診して、赤ちゃんの体重や症状に合わせた処方薬を飲む必要があります。薬を飲む場合は、自己判断は絶対にやめましょう。

    赤ちゃんの花粉症の予防に何ができる?

    ここでは、赤ちゃんの花粉症を予防するため日常生活でできることを紹介していきます。

    一番の花粉症予防は「触れないこと」

    花粉症を予防するにあたって一番大切なのは、花粉を体内に入れないこと。花粉症は、花粉が体内に入り、ある一定以上のIgE抗体が作られることで発症します。そのため、花粉を体内に入れないようにすることで、発症するのを抑えることができます。

    具体的な予防方法としては、「花粉に触れないようにする」ことです。具体的には以下のようなことが挙げられます。

    • 花粉の飛散量が多くなる時期は外出しない
    • 花粉が付着しやすい素材(ウール・フリース)の衣服は着ない
    • 帰宅時は衣服に付着した花粉を払い落としてから家に入る
    • 洗濯物は外に干さない(部屋干しする)
    • こまめに床掃除をする

    花粉の飛散量がどのくらいあるのかは、環境省のサイト内の花粉情報で確認することができます。また、最近ではスマホのアプリなどでも花粉の種類や飛散量を調べることができるで活用してみてください。

    免疫バランスを整えて花粉症になりにくい体質へ

    花粉に触れないようにする他にも、花粉症を予防するためにできることがあります。
    それは、「花粉になりにくい体質にする」ことです。

    花粉症というのは、通常であれば害のないアレルゲンに対して免疫が過剰に反応してしまうことで起こります。花粉症などのアレルギーを引き起こしている場合は、この免疫のバランスがアレルギー体質に傾いた状態です。まだまだ、これから免疫力が備わっていく赤ちゃんの免疫バランスを整えるための努力をすることも大切です。

    これは赤ちゃんだけでなく、大人にも言えることですが、しっかりと睡眠をとって栄養バランスのよい食事をとることは大切です。さらに、ヨーグルトやチーズ、納豆などの発酵食品や、さつまいもやバナナなどの食物繊維を多く含むものは、腸内環境を改善して免疫力を高めてくれます。

    また、最近では、腸内環境を改善するだけでなく、免疫に直接働きかけて免疫バランスを整える乳酸菌が花粉症予防に効果があるとして注目されています。

    赤ちゃんの花粉症予防にオススメの乳酸菌

    免疫に直接働きかけて免疫バランスを整える乳酸菌の中でも、赤ちゃんに特にオススメなのが、菊正宗の乳酸菌サプリメントの「米のしずく」です。サプリメントと聞くと赤ちゃんに飲ませて大丈夫なのと心配されるかもしれませんが、この米のしずくは主な原材料がお米と乳酸菌だけなので、離乳食が始まった赤ちゃんから飲むことができます。もちろん、厳しい審査基準をクリアしたアレルゲンフリーの商品です。

    赤ちゃんの花粉症予防にオススメの乳酸菌

    ★赤ちゃんの花粉症に米のしずくがオススメな理由★

    ●免疫バランスを整えてアレルギー体質を改善する
    この米のしずくに配合されている乳酸菌LK-117には、他の乳酸菌にはない、免疫に直接働きかけて免疫バランスを整える効果が研究成果として実証されています。

    ●有力な機関との共同開発で安全性・信頼性が高い
    この米のしずくは、神戸大学や兵庫県立工業技術センター、さらに国の行政機関でもある近畿経済産業局の共同研究開発事業として商品化されています。

    ●日本人の腸に適した米由来の乳酸菌で栄養も豊富
    米のしずくの乳酸菌LK-117は、お米由来の植物性乳酸菌なので日本人の腸とも相性がいいとされています。また、米のしずく専用に開発されたお米には、食物繊維やポリフェノールなど赤ちゃんの成長を手助けする有用成分が豊富に含まれています。

    米のしずくの公式サイトへ

    米のしずくを赤ちゃんへ飲ませる方法

    乳酸菌サプリメントは、意外に赤ちゃんや子供に飲ませる方法が記載されていないことが多く、実際に赤ちゃんに飲ませようとしたときに、どうすればいいと悩まれるママが多いので、ここで米のしずくを赤ちゃんに飲ませる方法についても紹介しておきます。この方法は、他の乳酸菌サプリでも応用できるので、ぜひ覚えておいてくださいね。

    米のしずくには、ドリンクタイプ(50ml)とタブレットタイプがあります。
    大人の場合の1日の摂取量の目安はドリンクタイプなら1本、タブレットタイプなら3粒となっています。乳酸菌サプリメントは、多く摂取したからといって体に害はありませんが、大人と赤ちゃんでは体の大きさや腸の大きさも違うので、摂取する量は調整する必要があります。(※多く摂取すると、お腹がゆるくなることがあるようですが、これは乳酸菌による反応です。)

    LK-117乳酸菌配合「米のしずく」

    ドリンクタイプの場合、量の調節は簡単で、ドリンクを容器に移し替えてスプーンで飲ませながら量を調整します。残った乳酸菌は空気に触れることで酸化してしまうので、ママが一緒に飲んであげましょう。

    タブレットタイプの場合は、一度タブレットを砕いて粉末にして、量を調整しながらご飯に混ぜるなどして飲ませてあげましょう。米のしずくの乳酸菌は、効果が出やすいようにすでに加熱処理がされていて死菌の状態であるため、ご飯にまぜたからとって効果が弱くなることはありません。タブレットタイプは、ラムネ菓子のように噛んで食べれるようになっているので、ある程度成長し噛むことができれば、お菓子感覚で食べることができます。

    米のしずくを飲む赤ちゃん

    赤ちゃんとママが一緒に飲みたい乳酸菌

    赤ちゃんの腸内環境のベースは、生まれてから2歳までに作られます。赤ちゃんは無菌状態の環境から生まれてくるとすぐに、周囲の様々な環境から菌を取り入れて腸内環境を作る腸内細菌が定着していきます。最初に菌を受け継ぐ場所はママの産道、そして生活環境、あとママの母乳から。だからこそ、ママの腸内環境もとても大事になります。

    米のしずくは、アレルギーや副作用など母乳に与える影響の心配もないので、ママも赤ちゃんも一緒に飲むことができます。ぜひ、ママと赤ちゃんが一緒にできる花粉症予防を始めてみませんか?

    米のしずくのお試しをもっと詳しく

    多くのママが気になっている赤ちゃんの花粉症

    赤ちゃんの花粉症について、多くのママが気になっていることをまとめています。

    • 花粉症は遺伝するの?
    • 花粉症だけでなく、アトピーなど、アレルギー体質には遺伝性があるといわれており、親が花粉症だとその子どもも発症する可能性が高くなると言われています。しかし、最近では、アレルギーの原因が、ストレスや生活習慣なども大きく影響することがわかってきていて、遺伝で諦める前にアレルギー体質を改善する生活環境を整えることが重要視されています。

    • 赤ちゃんの花粉症は小児科と耳鼻科のどっちを受診するの?
    • まだ、花粉症してきちんと診断されて状況であれば小児科を受診しましょう。鼻の症状がひどい場合は、必要に応じて耳鼻科の受診をするように指示があります。

    • 授乳中に飲める花粉症の薬はあるの?
    • ママが花粉症の場合、授乳中の薬の服用には注意が必要です。基本的に、花粉症の治療に使われる抗アレルギー剤は、授乳中に服用しても問題はないようです。また、市販薬などでも授乳中に使用しても大丈夫というものありますが、医師と十分に相談したうえで使用するようにします。ただし、母乳への影響はなくても、副作用として強い眠気を促すものなど、育児をするうえで向いてないものもあるのでしっかりと確認するほうがいいでしょう。

    赤ちゃんの花粉症について、赤ちゃんの花粉症についての症状や対処法、日常でできる予防法を紹介しました。わずか1歳の赤ちゃんでも花粉症を発症する可能性があることを知ったうえで、日常でどのような対策ができるのかを知っておくことは大切です。ぜひ、この記事を参考に赤ちゃんの花粉症対策をしていきましょう。