頬が赤いと疑われる病気!赤ら顔やりんご病には敏感肌スキンケア!

[公開日]

[最終更新日]2018-09-11

    寒い季節には、大人も子供も頬が真っ赤になったりします。ほんのりと赤いのであれば健康的なイメージがありますが、慢性的に赤いとか、赤の色みが悪い、急に赤くなったというときは、赤ら顔やりんご病などの病気が隠れていることがあります。また、大人の場合は間違ったスキンケアが原因していることもあるので要注意です!

    概要

    頬が赤いと考えられる病気

    顔が赤いと考えられる原因として考えられるものは「赤ら顔」や「りんご病」です。
    「赤ら顔」や「りんご病」は症状によってある程度見極めることができますが、それ以外にも深刻な病気が隠れている場合もあります。ここでは、「赤ら顔」や「りんご病」の症状や、頬が赤いと考えられる病気について解説していきます。

    赤ら顔

    赤ら顔とは、文字の通り「顔が赤くなる」ことをいいます。
    赤ら顔には、血管の影響による赤ら顔と、皮膚そのものが赤くなる赤ら顔のタイプがあります

    血管の影響による赤ら顔というのは、ストレスや緊張によって皮膚の下にある毛細血管が拡張して流れが滞り、うっ血することで起こります。また。急激な気温の変化に伴い、顔がほてって発生する場合も多く、冬場に悩まされる人も多い症状です。これらは、皮膚の薄さが原因となっていることもをも多く、肌の下には毛細血管が集中しているため透けやすいことが挙げられます。また、肌が薄いと気温の影響を受けやすいという傾向もあります。

    皮膚そのものが赤くなる赤ら顔は、肌の炎症によって顔が赤くなっている状態です。
    アトピーやアレルギーなどの敏感肌の方が多く悩む症状です。肌が弱く敏感肌の状態だと、肌荒れやニキビ、脂漏性湿疹などが起こりやすく、それらの刺激によって赤ら顔を引き起こします。
    逆に、敏感肌でなくても、ニキビなどの炎症がきっかけで、皮膚が敏感になり、そこから赤ら顔を引き起こすこともあります。

    どちらの赤ら顔も、冬の乾燥した空気と冷気が刺激となり症状が悪化しやすくなるため、冬は赤ら顔に悩まされる人が多くなります

    りんご病

    りんご病の正式名称は「伝染性紅斑」といい、基本的には子供がかかることが多いウイルス感染症の一種です。
    症状の特徴は、左右両方の頬に赤い発疹が現れます。発疹は、頬から始まり手足にレース状に広がり、直射日光を浴びることで悪化します。

    りんご病は、感染症の中では比較的感染力が弱く、潜伏期間は10日~20日間と言われています。
    しかし、りんご病には発疹が出る前に風邪のような初期症状があり、風邪症状といってもそれほどひどいものではなく、りんご病にかかっていることに気付かずに保育園や学校に行ってしまい、感染が拡大する可能性が高くなります。また頬に症状が出だしたら、すでにウイルス自体の活動が弱くなっているため登園許可もでます。治療は自然治癒が一般的で、かゆみなどがなければ薬を処方されることはありません

    りんご病ってどんな病気?

    スキンケアアドバイザー佐々木まい

    りんご病は大人にも感染する!?

    りんご病のウイルスに対して、免疫のある大人は5割~7割程度といわれ、残り3割~5割の方はりんご病に感染してもおかしくありません。特に、一度もりんご病に感染したことが無い方は感染する可能性が高くなります。

    そして、大人が感染した場合は、症状の出方が子供とは異なります。左右両方の頬にあらわれる赤い発疹はほとんどなく、ほてりを感じる程度です。それよりも、ひざや股関節、腰、手首、指などに発生する多発性関節痛といった症状が出ます。他にも、手足のむくみやだるさ、発熱、頭痛などの症状が現れ、1週間から長いと4週間にもわたることがあります。

    また、大人のりんご病で特に注意が必要なのが「妊婦」です。妊婦がりんご病に感染すると、胎児に悪影響を及ぼし、流産や死産の危険性も。

    現在のところ、りんご病に有効な治療法はなく、症状が自然に治まるのを待つしかなく、その間に行う治療は、症状を軽くするための対症療法となります。
    もしも、妊娠中にりんご病に感染していることがわかったら、母体と胎児の影響を調べるために毎週異常を確認することになります。感染後、しばらく経過したあとに胎児に影響を及ぼすことが多いので長期スパンでの管理が必要となります。

    その他、顔が赤いと疑われる病気

    自律神経に問題があったり、肝臓の調子が悪いと顔に赤みとなってあらわれることがあります。熱がないのに顔が赤いなどのときに考えられる病気を紹介します。

    糖尿病

    糖尿病は、今では決して珍しい病気ではありません。そして、さまざまな合併症を引き起こす恐ろしい病気です。顔が赤く肥満気味の人が次の症状にあてはまる場合は、糖尿病が疑われます。

    ・のどが渇く
    ・尿の量が多い
    ・疲労感が強い

    糖尿病はそのままにしておくと、脳血栓や心筋梗塞を引き起こし、命にもかかわります。ただ、糖尿病は血糖値さえコントロールできれば、長く生きられる病気です。だからこそ、早めに一度病院で検査を受けたほうが良いでしょう。

    高血圧

    高血圧とは、動脈に異常に高い圧がかかる病気です。最高血圧が139mmHg以上、最低血圧が89mmHg以上であれば注意が必要で、顔が赤く肥満気味の人が、頭痛やめまい、動悸、息切れ、肩こりなどの症状がある場合は高血圧が疑われます。

    糖尿病と同じく、脳血栓や心筋梗塞などを引き起こしやすく、命にもかからるので、早めに病院で検査を受けることをおすすめします。

    赤血球増多症(多血症)

    顔が赤黒い症状を「チアノーゼ」といい、この状態で、のぼせ、めまい、頭痛、頭重などを伴う場合は、「赤血球増多症(多血症)」が疑われます。

    赤血球増多症とは、循環血液量が増加する病気で、 赤血球の増え方によって、「相対的多血症」と「絶対的多血症」に分けられます。これは遺伝子の異常が原因で起こるといわれ、定期的な血液検査を受けるほかは、 生活の制限はありません。しかし、絶対的多血症は、 骨髄が硬くなる状態になることがあり、輸血治療が必要となることもあります。

    クッシング症候群

    副腎皮質でつくられる副腎皮質ステロイドホルモンのひとつに「コルチゾール」というのがあり、それが増えすぎるとおこるのが「クッシング症候群」です。症状は特徴的で、以下のようなことがあげられ、見た目にもわかりやすいです。

    ・顔はむくんで赤い
    ・手足が細くなる
    ・お腹が出る
    ・皮膚が柔らかくなる
    ・あざができやすくなる
    ・腹部や太ももに、赤紫色の皮膚の亀裂ができる

    カルチノイド症候群

    カルチノイド腫瘍という腫瘍があり、通常は、小腸やその他の消化器官のホルモン産生細胞に発生するのですが、膵臓や精巣、卵巣、胚でも発生することがあります。この腫瘍は、セロトニン、ブラジキニン、ヒスタミン、プロスタグランジンなどの物質をつくりだすのですが、この物質の量が過剰になって引き起こされるのが「カルチノイド症候群」です。

    典型的な症状は、顔や頸部に出る不快な紅潮です。カルチノイド腫瘍がつくりだすヒスタミンによって、皮膚の毛細血管の平滑筋が拡張され血流が増え皮膚が赤くなります。顔が赤い以外に、下痢、むくみ、喘息のような発作がある場合は、カルチノイド症候群が疑われます。

    肝臓の病気

    肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれるほど、痛みなどを表に出さない臓器です。でも、その代わりに身体にさまざまなサインをあらわします。代表的なものは、疲労感や排便の異常。代謝が悪くなるため、暑さや寒さに弱くなることも。顔に現れる症状には、黄疸や赤くなるなどがあります。

    黄疸は、肝臓の損傷や胆管の閉塞が原因で発生。医学的には、血液中の色素ビリルビンの濃度が異常に高くなることで、皮膚や白眼の部分が黄色く変色します。その他、皮膚がかゆくなり、尿の色も濃くなります。

    肝臓の病気の場合、顔全体が赤くなるのではなく、数ミリほどの小さい糸くず上の赤い斑点が頬にあらわれてきます。これは、毛細血管拡張したもので、男性に多く見られます。顔の他にも、首、胸、背中、腕など上半身にもあらわれます。こうした赤い症状を「クモ状血管腫」と呼び、肝硬変や慢性肝炎などの病気によって肝臓機能が低下したときにあらわれます。

    頬が赤い時は敏感肌対策のスキンケアがおすすめ

    頬が赤いときに一番に考えられるのが「赤ら顔」です。顔が赤い以外に、特に変わった症状が見られない場合は、まず赤ら顔を疑いましょう。赤ら顔の原因は「皮膚の薄さ」と「炎症」です。赤ら顔になりやすい方の特徴としては、乾燥肌や敏感肌です。そのため、間違ったスキンケアが赤ら顔を悪化させてしまう原因にもなります。

    敏感肌対策のスキンケアをする女性

    赤ら顔を悪化させるスキンケア

    生まれつき皮膚が薄い人もいますが、赤ら顔に悩んでいる人は、スキンケアによる摩擦で、皮膚を削ってしまっている可能性が高いです。日頃の洗顔やマッサージ、ピーリングなど。特にピーリングは、強く肌を擦っていなくても、肌に刺激の強い成分が入っているため皮膚が薄くなることもあります。

    また、皮膚が薄くなると、皮膚のバリア機能が低下し、水分が失われ乾燥肌になります。そうなると、皮膚は外からの刺激を受けやすい敏感肌の状態になり、炎症を起こしやすくなります

    そのような敏感肌の状態に、紫外線やスキンケアによる刺激を与えてしまうことが、赤ら顔を悪化させる原因になります。

    赤ら顔を改善するには敏感肌対策のスキンケア

    赤ら顔を改善するには炎症を抑えることが重要に思われがちですが、炎症そのものは身体を守るための免疫反応なので、なくてはならないものです。赤ら顔を改善するためには、無駄な炎症を起こさせないために、皮膚が薄い状態、つまり敏感肌の状態を改善させることが大切です。

    薄い皮膚を健康な状態に戻すためには、肌の角質層を健康にする必要がります。角質層が健康になると、皮膚の水分が増え、刺激から守るバリア機能がしっかりと働くようになります。そうなると、神経に伝わる刺激の強さも和らぎ過剰な反応が起こらななくなります。また、毛細血管が常に拡張している状態もなくなるので、赤ら顔の改善につながります。角質層を育てるには、敏感肌対策のスキンケアがおすすめです。

    ・刺激の少ない化粧品を使う
    ・スキンケアで顔を擦らない
    ・炎症がひどいときは、刺激となる美容成分やメイクは避け、ワセリンなどで保湿を徹底する
    ・紫外線対策を徹底する
    ・肌に栄養をとどけるためにバランスのとれた食事を摂る

    赤ら顔を改善するには、「肌に刺激を与えない」「肌を刺激から守る」「保湿の徹底」「身体の内側からのケア」を意識して、健康な肌を育ててあげることが大切です。

    赤ら顔を改善するには敏感肌対策のスキンケア

    最近の腸活ブームも影響で、乳酸菌研究にも多くの企業が注力しています。そんな中、赤ら顔に効果が期待できる乳酸菌が発見されました。その乳酸菌の名前は「乳酸菌抽出物LFK」です。

    赤ら顔に代表される「酒さ」。酒さとは、鼻を中心とした頬や額の血管が拡張して赤くなる症状のことで、肌が白く、皮膚の薄い女性に多く見られます。「乳酸菌抽出物LFK」は、その酒さ治療剤としての特許も取得しており、副作用もないため、酒さの新たな治療剤として期待されていて、医薬品による治療で効果がなかった患者の15人中10人が、乳酸菌抽出物LFKで改善したという結果もあります。
    また、乳酸菌抽出物LFKは、酒さ以外にも、色素沈着(シミ・そばかす)、ニキビ、アレルギーに対しての効果も期待されています。

    なぜ、乳酸菌抽出物LFKにここまでの効果があるのかというと、乳酸菌抽出物LFKは人のカラダにいる乳酸菌FK-23菌から抽出しています。もともとFK-23のままでも効果があり、11種類もの特許も取得しているのですが、それをさらに酵素で分解することで、効果を発揮しやすくさせたもの、それが「乳酸菌抽出物LFK」です。

    そんな、乳酸菌抽出物LFKを手軽に摂取できるのが、乳酸菌サプリ「カルグルト」です。
    さらにカルグルトには、乳酸菌抽出物LFK以外にも、ビフィズス菌やガセリ菌、ラブレ菌などが含まていて、一度に5種類の乳酸菌を摂取し、さまざまな方面から健康をサポートしてくれます

    カルグルト
    カルグルトの中身

     
    カルグルトは、粉末状になっているので水で溶かしたり、ヨーグルトに混ぜて飲むことができます。1回1包と分包されているので衛生面でも問題ありません。通常価格は1カ月分8,000円なのですが、定期コースだと3,980円になります。1日当たり133円なので、ジュース1本分の価格で続けることができます。
    さらに今なら定期コースが初回限定で2,800円(※さらに初回だけ受け取って解約できる)なので、是非この機会に身体の内側からのケアを始めてみてもいいかもしれません。