ニキビ用の化粧品は効かないの?

[公開日]

[最終更新日]2015-08-28

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ニキビに悩む方の多くが、ニキビ用の化粧品を試したことがあるのではないでしょうか。症状が良くなる場合もありますが、ひどいニキビであればあるほど、決定的な改善効果は見られないと思います。

炎症の強いニキビの原因は、細菌です。「ニキビはアクネ菌だけが原因ではない」でもあるように、アクネ菌やその他の様々な細菌がニキビの原因です。ですので、殺菌、菌の駆除といった治療をしなければ改善は望めません。

化粧品に期待できるのは、角質の目詰まりを防ぐ、皮脂分泌の抑制、若干の抗菌効果であり、ひどいニキビだと容易におさまらないことが多くあります。

スキンケアと治療は別物。ケアとはつまり「お手入れ」の段階のことです。
もちろん、すべての化粧品を否定している訳ではありません。化粧品を選ぶ際の基準や、化粧品でいいのか、治療が必要なのかは、ニキビの段階や悩みの深さによります。

自分に合った方法を選ぶ必要、そしてきちんとした専門家のアドバイスが必要です。

ニキビができやすい肌ってあるの?

ニキビの原因が肌の常在菌である限り、ニキビに悩まされる可能性は誰にでもあります。とはいえ、現実にニキビが全然できない人と、できやすい人がいます。これはなぜでしょう?

ニキビができやすい人というのは、まず皮脂の分泌が激しい人。いわゆるオイリータイプの肌です。皮脂量が多すぎて毛穴から排出しきれず、炎症を起こしてしまうわけです。肌質は遺伝的な要素が強く、ご両親のどちらかがニキビで悩んだ経験があると、お子さんがニキビになる確率も高くなります。

■ オイリーニキビの代表は、思春期ニキビ

程度の差こそあれ、誰もが『オイリー肌」を経験する時期があります。それはホルモンの働きが活発になる思春期です。この時期に活性化するホルモンには、発毛を促す作用があります。当然毛穴も発達し、皮脂腺も発達してきます。皮脂の分泌もさかんになって、何となく顔が脂っぽく感じられることが多いでしょう。

ところが実際に皮脂の分泌のピークがいつかというと、実は25歳前後です。本来ならばこの時期にもっとも肌はオイリーに傾くはずでしょう。しかし25歳と思春期では、圧倒的に思春期のほうがニキビに悩むはずです。これはいったいなぜでしょうか?

20代半ばの肌はニキビになりにくい
思春期の場合、皮脂はどんどん増えてくるのに、毛穴の発達が追いつかない。当然皮脂は出口を失い、毛穴に詰まりゃすくなります。一定期間皮脂が分泌され続ければ、そのぷん毛穴も広がってきますから、20代半ばの肌はニキビになりにくいわけです。皮脂の分泌と毛穴のバランスの不安定さ、それこそが思春期ニキビの原因なのです。

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