「粉をふく」「カサカサ」を乾燥肌だと思い込んでいませんか?

[公開日]

[最終更新日]2016-07-14

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肌がカサカサの状態になっているので「私は乾燥肌」と思っている人が多くいます。実はそれ、肌がカサついた状態になっているだけ。この状態を乾燥肌だと思い込んで、鉱物油をたっぷり含んだ化粧品でマッサージなどをして丁寧にお手入れしている人が多いのですが、カサつきにとっては全くの逆効果です。

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皮脂は常に分泌を続け、新しい細胞が生まれ、新陳代謝を繰り返しています。もちろん個人差があり
新陳代謝の周期も皮脂の量も年齢や生活環境が影響しあうので、人それぞれです。基底層から上がってきた皮脂の細胞は角質となり、古くなると取れていきます。角質の部分はアカやフケです。そのままだと角質は荒れてしまうのでカサついた乾燥肌だと勘違いしてしまうのです。

カサついた肌は乾燥肌ではない

カサついた肌を乾燥肌と思い込んで、本来剥がれ落ちていくはずの角質を油でベタベタに塗り固め、おまけに皮脂の出口まで油でふさいでいるのです。角質は暑く硬くなり、皮膚の生まれ変わりが遅れてしまします。皮膚の表面をアカで覆っていることにもなります。

油分の多い化粧品やマッサージクリームは、ワセリンやパラフィンが多く使用されているので、のびやつきが良く、密着力も良いので使用感は満足できるかもしれませんが肌にとっては逆効果なのです。

本当の乾燥肌とは

「こんなにお手入れしているのにまだカサつくから、本当にひどい乾燥肌なんだ」と思っている人には、ぜひ知ってもらいたいです。本当の乾燥肌というのは、カサつくことではなく、つっぱり感のある肌のことです。顔を洗った後に皮膚がつっぱるような感じを経験することがあると思います。その感覚が洗顔後だけでなく、常にあるのが乾燥肌です。誤ったスキンケアで。カサつきを本当の乾燥肌に変えてしまわないように正しい知識を身につけましょう。

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カサカサ肌のスキンケア

鉱物脂は長時間皮膚の上に残ると、まったく通気性がないために皮膚呼吸を止めたり、皮膚の分泌を妨げ、新陳代謝を悪くして老化を早めます。また、他の化学物質と一緒に太陽光線の光を受けて皮膚の上で化学変化を起こし肌を刺激します。つまり、紫外線に当たるとシミ、そばかく、肌トラブルの原因になるのです。

鉱物油は肌には浸透しません。害があって皮膚に浸透しないので、すぐにかぶれなどのトラブルを起こすことがなく、長時間かかって気づかないうちに不健康な肌へと進行します。丁寧にお手入れをしているところが何もしていないところより黒ずんでくるなどの原因はここにあるのです。

これが、ミネラルオイルなどの鉱物油の悪いところです。今では鉱物油の代わりに動植物油を使った製品がつくられるようになっています。しかし、鉱物油を少量加えるだけでクリームのタッチと化粧持ちが良くなるので、まだまだミネラルオイル(鉱物油)を使った製品は多くあります。

余分な角質を取る

カサツキをなくし、潤いのある肌にするためには、表面のアカの層、つまり余分な角質を取り除き、自然な新陳代謝を取り戻すことが一番です。そのためには、やはり正しい洗顔を行うことが重要です。朝の洗顔後、ピーリング剤で丁寧に角質を取り、そして血行を良くし、酸素や栄養を皮膚に行き渡らせるためにパッティングを行いましょう。

当然ですが、鉱物油はNGです。特に鉱物油入りのファンデーションを使っていては今までと同じです。皮膚に呼吸をさせるように心がけることが大切です。皮膚呼吸が妨げられると、カサツキだけでなく、老化が進み、ハリのない肌になります。

カサカサの原因は水分不足

カサついた肌には油分が足りないというのは誤解で、足りないのは水分です。正しい洗顔の後、十分水分を補うことが必要です。良質な水分を皮膚の中に浸透させて潤いを保ち、さらに良質の油分を補って自らの皮脂を送り出す力がつくまで助けるのです。最初のうちは面白いほど化粧水が中に入り込みます。化粧水を使う量に驚くかもしれませんが、素肌に水分が戻りハリが出てくれば自然に必要なくなります。

アルコール入りの化粧水は要注意

ほとんどの化粧水にはアルコールが含まれています。アルコール入りの化粧水を使って、スーッと冷たい感覚を覚えると、それが肌に水分が浸透した証拠だと思ってしまいがちですが、それは全くの勘違いです。この冷たい感覚はアルコールが蒸発するときに体温を奪うことによるもので、これと同時に皮膚にある水分も奪われてしまいます。水分を奪うアルコール入りの化粧水の使用は避けましょう。

肌トラブルと一口に言っても症状はさまざまです。大切なことは、そのメカニズムを知って自分に合った正しい改善方法を身につけることです。

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