教えて腸内フローラ!アレルギーも予防する腸の仕組み!

[公開日]

[最終更新日]2016-08-09

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食べ物は体内を通過して排出されます。この流れが滞ると、さまざまなトラブルが生じます。とくに老廃物を処理する「腸」は大切な臓器です。腸内フローラのことを知る前に腸の仕組みや働きをしっかり理解しましょう!

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腸の健康=体の健康

食べ物は胃で撹拌され、栄養分が消化されてから、腸へ運ばれます。まず小腸で胃の残りをさらに消化し栄養分を吸収します。つまり胃で消化・吸収されなかった残りを処理するのが小腸と大腸の役割であり、ここがスムーズに機能せずに便秘になると、体に不要な老廃物が溜まってしまいます。すると、腹痛や胸やけが起こり、口臭や体臭が強くなり、肌荒れやむくみにもつながって、さらには体内の免疫機能が弱まってしまいます。腸の健康を保つことが自身の健康にもつながるということです。

腸の各部位の名称と役割

小腸は6~7m、大腸は1.5~2mあり、合計で7.5~9mもの長さになります。小腸は複雑な形でからみ合い、大腸はそれを取り囲むようにできています。部位ごとに名前と役割があります。

十二指腸
小腸の一部とも言われ、胃から送り出された食べ物を消化し小腸へ送る働き。

小腸
食べ物は約4時間をかけて小腸を通過し、主要な栄養分はほとんど吸収される。

盲腸
小腸から大腸の移行部にある腸の一部で先端には虫垂がでています。この虫垂が炎症すると虫垂炎すなわち盲腸という病気になります。

上行結腸
液状になった食べ物が、18時間以上かけて上行結腸から下行結腸までを通過します。

横行結腸
上行けっちょうから送られた液状の不要物質が、この中で泥状に変化します。

下行結腸
横行結腸から送られた泥状の便は、この中で少しずつ固形化します。

S状結腸
完全な便として固形化します。ここに便が長く溜まると硬くなって便秘になります。

直腸
大腸の終点。ある程度の便が溜まると、自然と便意が起こります。

肛門
便の出口となる場所。かぶれやすいので、清潔にしておくことが大切です。

腸の働き

腸は「第二の脳」

腸は脳やせき髄から命令を受けて、さらには自ら、「セロトニン」という神経伝達物質を放出して働いています。そのため腸は、「セカンド・ブレイン(第二の脳)」とも呼ばれ、脳の次に神経細胞数が多く存在し自律的に臓器を動かしています。セロトニンには、腸に対して「働け」という命令を出し、腸管を収縮・弛緩させるぜん動運動を促す働きがあります。



免疫の6割が腸に集中

人の身体には、体内に侵入した異物や細菌、ウイルスを排除する機能が備わっています。それは「免疫」と呼ばれ、おもに免疫細胞がその機能を担っています。なかでも白血球中のリンパ球(抗体をつくるB細胞や、感染した細胞を除去するT細胞などの総称)は、免疫の要です。腸内にはこのリンパ球の60%以上が存在するのです。つまり、腸内環境(腸内フローラ)を整えると免疫力アップにつながるということです。

あなたの腸内フローラは大丈夫?

腸の中にある腸内細菌の中で善玉菌よりも悪玉菌が増えると腸内フローラが悪化し、免疫力が落ちて病気がちになります。健康になるためには腸内フローラの現状を知ることが大切です。

腸内フローラ(腸内環境)とは?

私たちの腸内にはたくさんの細菌がすみついています。これら腸内にすんでいる細菌は、腸内細菌といい、その数は100種類以上、個数は約100兆個にもなります。とくに大腸には、これら多種多様な腸内細菌が種類ごとにまとまりをつくってびっしりと腸内に壁面を作って生息している状態です。これらの腸内細菌が腸の中で広がっている様子が花畑(フローラ)に例えられ「腸内フローラ」とよばれています。

健康な人の腸内では、善玉菌が悪玉菌を抑える形で、「腸内フローラ」が一定のバランスが維持されていますが、逆に、何らかの原因で悪玉菌が優勢になってしまうと、腸内腐敗が進んでアンモニア、フェノール、インドールなど人の健康に有害な物質が増えます。これらの有害物質がくさいオナラの原因になったり、もっとひどいことには、有害物質が腸管から吸収されてしまい、やがて肝臓、心臓、腎臓などにも負担を与え、老化を促進させたり、癌をはじめとするさまざまな生活習慣病の原因になることもあります。

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腸内フローラを整えてアレルギーを予防

便秘を解消するためには、便のカサを増やすことに加え、腸内の運動を活発にすることが大切です。そのためには、腸内がストレスのない環境であることが必要になります。腸内フローラが整っていないのに、「便秘に効く」と言われるものを食べ過ぎたり、下剤に頼ったりしていたら、いつまでたっても腸は正常な状態を取り戻せません。腸内フローラを整えることが、定期的な排便はもちろん、さまざまな病気やアレルギーの予防につながるのです。腸の仕組みを理解し、腸にストレスを与えない生活を心がけましょう。

【併せて読んでほしい記事はこちら】
→知っておきたい!アレルギーと腸内フローラの関係!

→日本人の腸が危険!腸ストレスって知ってる!?

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